【GM hakase】

皆様揃いましたので本格的に始めていきます。
今回はテストプレイ的な意味合いも含めてのセッションとなりますので、戸惑うことやわからないことも多いかと思いますが、是非その辺も聞いてもらいながら進めていければと思います。
基本PCの主観描写とPLとしての発言を分けてもらえば特に書き込みは問題なく進めると思います。
また基本主観的行動はほとんど早い者勝ち状態になりますが、勿論止めようとする行動もできます。
あくまでPCができるのはこうするという意思表示であり、そうできるかは判定やGMの判断によることを忘れないで下さい。
BBSでは連携が完璧に行くとは限らないかなり個人主義的な進め方になることもままありますが、そういうもんなので気にせずやりたいようにやっていきましょう。

またケンヂさんの水についてはこの編においては水は1リットル1ゴールドとしておいて下さい。
流通3レベル以下で今の持ち金以下であれば何を買っても構いません。
ただし、特殊なアイテム（高品質な品物や魔具、巻物、聖水、守り）などはGMに許可をとって下さい。

【GM客観描写】

冒険者達がはじめての冒険をした街フォークロス。
その街を経ってすでに1日と半は立とうとしている。
すでに日は中天にかかり、そろそろ昼時かという頃合いだ。

街道の旅は至極快適だった。
おおよそ1日踏破できる距離の場所にはささやかながら火をおこせる粗末な石の小屋のようなものが用意されており、主要街道の整備ぶりをよく物語っていた。

だが、ここに来て一行には不意の出来事が振りかかることになる。
道の最中、そう、道のど真ん中だ。

何かが倒れていた。
おそらくは人間だろう。
ローブに身を包んだそれはそれ以上の風体は知れないが、生きているのか死んでいるのか。
ぴくりとも動かず冒険者達の進路を塞いでいた。

まるでそれは冒険者たちの道の上に、関わってくれとばかりに横たわっていたのだ。

【GMより】
皆さんはようやく行程の半分ほどを着たところで、不審な行き倒れのようなものを発見します。
道の両サイドは森に囲まれ、周りにざっと見た限り馬や馬車、彼の荷物の気配もなさそうです。
さぁ、どうしたもんでしょうねぇ？

【GM客観】

ニコがしゃがみ込み、つんつんと某でつつくが、特に反応はない。
それを見かねたように、しかし恐恐とティルラが声をかけ、ヨルグやアスカも続けるように声を上げた。
それらの声に反応したのか、人物はいかにも体が重そうに、しかしなんとか振り絞るように肘で体を起こし、顔を上げた。

その男の顔は青白く、頭髪はなくつるりとしていた。
瞳は青で、額に何か模様が書いてある。その模様の意味を魔術言語が理解できるティルラだけが理解できた。
それは“２４”という数字を意味する魔術言語だった。

男は人の姿を認め、しかしあまり周りの様子もすでに見えていないようでどこへとともなくつぶやいた。

「もうすぐ私は力尽きます…その死体を回収しに来るゴーレムの邪魔をしないで下さい。
　そしてそのゴーレムを追って下さい…。助けて欲しいのです…必ず…お礼をします。お礼をしますから…。」

そう言い終わると同時に、事切れたように男はばたりと倒れ伏した。
今度こそ本当に事切れたのだろうか？ピクリとも動かない。

それと同時に、木々の向こうから何やら重い音が響いてきた。
木々をメキメキとかき分けながら進むその体は、石で出来た彫像が滑らかに動く、驚異的な物体だった。

【GMより】

ニコへ＞

持ち物の売値は半額で大丈夫です。

セシルへ＞

おそらく足あとのようなものはあります。はっきりとはしていませんが森の中から来ているようです。

全体的に＞

レスポンスで必要なのは最低限行動宣言です。
それ以外はあってもなくても構いませんが、ソラまめさんやくじょさんのように文章を加えると読み物としても楽しく、雰囲気がよく出るようになるでしょう。
また、主観文章において自分を指すときはティルラは～やセシルの～ではなく、私は～や自分の～、とすると文章が不自然にならずに済むと思います。
GMは客観描写、PCは主観描写が基本です。（PCは実際に起ったことに対し自分が見て感じ、思うことのみしか書けないため）
ぜひ時間や余裕があればチャレンジしてみてください。

さて、状況ですが、放っておけば石の彫像は男の言っていたとおり、男の遺体（？）を抱えてどこかへいこうとします。
また知名度判定１３に成功すれば、この彫像がストーンゴーレムだということはわかります。１３以上を出せばデータ的な部分もそれらに従ってデータを理解しても構いません。
さぁ、どうしますか？

• この返信は10 年、 6 ヶ月前に  Hakase さんが編集しました。